中高年の膝関節痛・膝関節変形でお困りの方が診療の対象となります。
変形性膝関節症、関節リウマチ、大腿骨顆部骨壊死症に対し、大腿骨と脛骨、大腿骨と膝蓋骨の間の関節をすべて取り換える手術です。90%以上の方が術後15年、80%以上の方が術後20年、再手術なしで生活できています。術前の状態や術後に求める生活レベルに合わせた手術方法、インプラント選択を行っています。
変形性膝関節症、大腿骨顆部骨壊死症に対し、大腿骨と脛骨の間の関節を内側のみまたは外則のみ取り換える手術です。90%以上の方が術後10年、再手術なしで生活できています。
変形性膝関節症、大腿骨内顆骨壊死に対し、変形に応じて大腿骨、脛骨の骨切りを行い、骨切り部を開大もしくは閉鎖することで、荷重線を移動させ、負担を減らします。
メリット |
|
---|---|
デメリット |
|
人工膝関節や人工膝関節単顆置換術の再置換術をいいます。人工関節にゆるみが生じ歩行障害の原因となっていたり、感染を生じ抜去されていたり、人工関節周辺に転倒などで骨折を起こした場合に、違うタイプの人工関節に入れ替えます。
手術前にCTやMRIを用いて、人工膝関節置換術、膝周囲骨切り術の3次元的な手術計画を立てて手術を行っています。
コンピュータナビゲーションを用いた骨切りや術中動態解析などで理想的なインプラント設置を追求し、高度の変形を有する患者さんなどの難易度の高い手術にも幅広く対応しています。
X線透視画像から人工関節の3次元的な空間位置姿勢を推定する2D/3D registration techniqueを用いた動態解析を行い、手術で設置したインプラントが日常生活動作(階段昇降、屈伸動作、正座、あぐらなど)において実際どのような動きをしているかを詳細に解析しています。
人工関節術後3次元動態解析