間葉性軟骨肉腫の治療成績に関する多施設共同研究

自主臨床研修 − 研究課題 −

実施期間 2016年6月30日まで
研究機関 大阪大学 整形外科学および、
JMOG(骨軟部腫瘍治療研究会)http://www.jmog.jp/ 参加施設
主任研究者 中 紀文
研究目的 間葉性軟骨肉腫はきわめて稀な悪性腫瘍で,治療方法や転帰などの臨床像多数例で詳細に解析した報告はありません.本研究は,本邦の骨・軟部腫瘍専門施設における間葉性軟骨肉腫の治療成績を後方視的に検討し、その成績向上のために改善すべき点を明らかにすることを目的とします。
対象と方法 大阪大学および日本骨軟部肉腫治療研究会(JMOG)参加施設において病理組織学的に間葉性軟骨肉腫と診断され、治療された症例を対象とします。年齢制限を設けませんが(未成年も含む)、臨床情報が不十分なものは除外されます。本研究は、介入を伴わない、資料等を用いた後ろ向き多施設研究として実施され、年齢、性別、腫瘍の部位と大きさ、手術の詳細情報(切除範囲、再建方法等)、術後合併症、腫瘍学的転帰など、匿名情報化された診療情報を用いて解析を行います。
意義 本研究により多数例における間葉性軟骨肉腫の臨床成績が明らかになれば、間葉性軟骨肉腫に対する知見を広め、その臨床像と治療に対する反応を理解したより適切な治療が可能になることが期待されます。
プライバシーの保護 プライバシー確保のため、患者さんが特定できないようにデータを処理した上で研究解析を行います。また、研究結果を公表する際には、患者さん個人が特定されることはありません。
研究への参加を拒否する場合 ご自身のデータを研究に使ってほしくないとお考えの場合には、2016年6月30日までに問い合わせ先までご連絡ください。
本研究に関する
問い合わせ先
大阪大学整形外科学 中 紀文
連絡先電話番号:大阪大学整形外科学(06-6879-3552)