実施期間 | 2017年5月31日まで |
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研究機関 | 大阪大学大学院医学系研究科運動器医工学治療学寄附講座 大阪大学大学院医学系研究科器官制御外科学 |
主任研究者 | 菅野伸彦 |
研究目的 | 大腿骨頭壊死症は若年で手術加療が必要となることが多く、病期、病型により骨切り術や人工関節置換術が施行される。人工関節では表面置換型人工関節が従来の人工股関節よりも骨温存の観点で優れているが、術後大腿骨頚部骨折や大腿骨頭圧潰などにより再手術を要することがあり、大腿骨の骨強度が成績を左右する。大腿骨頚部で回転させたり、頸部の角度を変えたりする骨切り術でも、骨強度が成績を左右する。今回、術前CTで股関節周囲の骨密度を測定し、病期や病型による傾向をつかむことを目的とする。 |
対象と方法 | 当科にて股関節手術を施行する患者は、術前CTを撮影しているが、2009年以降、骨密度計測用のファントムをCT台に入れて撮影を行っている。2009年以降、当院にて大腿骨頭壊死症にて股関節手術を施行した症例を対象とする。 |
意義 | 大腿骨頭壊死症の股関節周囲の骨密度の病期、病態による特徴、骨密度の分布形態を把握することで、骨強度を推定し、手術方法選択の有用な情報となる。 |
プライバシーの保護 | CT画像から、モデルを作成し、解析を行う。解析データについては、匿名化する。 |
研究への参加を拒否する場合 | ご自身のデータを研究に使ってほしくないとお考えの場合には、ご連絡ください。 |
本研究に関する 問い合わせ先 |
大阪大学大学院医学系研究科運動器医工学治療学: 菅野伸彦(06-6879-3271) |