既存診療データから予測を行う人工知能に関する研究

1.研究の対象

2000年1月以降当院で診療、健診を受けた方

2.研究目的・方法

既存の診療データ、健診データを活用して、診断の精度向上や治療効果を予測する人工知能の開発。
通常の医療や健診において取得される画像検査(レントゲン検査・骨密度検査、CT検査・MRI検査等)、血液検査、診療録情報(性別・年齢・既往歴等)、を用いて人工知能で学習を行い、診断用の人工知能モデルを構築する。
研究期間 ~2027/3/31

3.研究に用いる試料・情報の種類

情報:画像データ、採血データ、アンケートデータ、病歴 など

4.外部への試料・情報の提供

名前やカルテ番号などの情報を削除した上で、データセンターへのデータの提供は、特定の関係者以外がアクセスできない状態で行います。対応表は、当センターの研究責任者が保管・管理します。
共同研究に関わる研究者、本研究において得られた情報等は、医学の発展のため二次利用する可能性があります。

5.研究組織

  1. 住友病院 杉浦剛
  2. 大阪大学医学部附属病院 藤森孝人
  3. 奈良先端科学技術大学院大学 大竹義人
  4. 冨士武史 北大阪ほうせんか病院 院長
  5. 武中章太 地域医療機能推進機構大阪病院 整形外科 部長
  6. 岩崎幹季 大阪労災病院 整形外科 副院長
  7. OOSG関連病院

6.研究成果の公表

研究成果は、研究対象者を特定できないようにした上で、学会や学術雑誌等で公表する。人工知能の学習済みモデルは、知財管理のもと一般公開、製品化する可能性があります。

7.参加拒否について

研究対象者又はその代理人の求めに応じて、研究対象者が識別される情報の利用又は他の研究機関への提供を停止します。

8.お問い合わせ先

本研究に関するご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせ下さい。 ご希望があれば、他の研究対象者の個人情報及び知的財産の保護に支障がない範囲内で、研究計画書及び関連資料を閲覧することが出来ますのでお申出下さい。

研究代表者:大阪大学大学院医学系研究科整形外科講座 藤森孝人