2018年1月1日以降に当院にて手術・加療し通院歴のある手関節疾患(TFCC損傷、キーンベック病や舟状骨偽関節、手根靭帯損傷など)の方。
大阪大学医学部附属病院整形外科においては手関節疾患の診療・研究を行っております。このたび、「手関節疾患に関する実態調査研究」という調査研究を施行することになりました。目的は手関節疾患の発生頻度や原因、自然経過および各種治療法の成績を評価して、今後の治療に生かしていくことです。研究期間は実施承認日より2030年3月31日までです。
情報: 年齢・性別・既往歴、病歴、身体所見、理学所見(関節可動域・握力)、放射線画像所見(単純X線像・CT・MRI)等
名古屋大学手の外科教室がデータセンターとなり、情報は研究対象者のデータから氏名等の個人情報を削り、代わりに新しく符号をつけて匿名化を病院ごとに行い、この符号(番号)を結びつける対応表は外部に漏れないように厳重に保管します。データセンターへのデータの提供は、特定の関係者以外がアクセスできない状態で行います。なお、名古屋大学手の外科学医局に集められた匿名化データも、パソコンにはパスワードロックをかけ、盗難、持ち出し、損壊を防止するための対策を講じます。
名古屋大学大学院医学系研究科四肢外傷学寄附講座・寄附講座准教授・建部将広
大阪大学大学院医学系研究科整形外科 助教 岡 久仁洋
本研究に関するご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせ下さい。
ご希望があれば、他の研究対象者の個人情報及び知的財産の保護に支障がない範囲内で、研究計画書及び関連資料を閲覧することが出来ますのでお申出下さい。
また、情報が当該研究に用いられることについて患者さんもしくは患者さんの代理人の方にご了承いただけない場合には研究対象としませんので、下記の連絡先までお申出ください。その場合でも患者さんに不利益が生じることはありません。