大阪大学整形外科およびその関連病院で行われる股関節手術の周術期管理や合併症治療の実態を調査する。大阪大学にデータセンターを置き、診療情報を集約する。過去10年間の後ろ向き調査と、今後5年間の前向き調査を行う。得られたビッグデータを用いて合併症管理人工知能を構築する
股関節手術の術前情報(年齢、性別、身長、体重、ASA score、原疾患、併存症、血液検査、Covid-19スクリーニング検査、画像検査(X線、CT、MRI、骨密度検査))、手術データ(術式、手術時間、出血量、手術計画、使用機種、術中合併症)、術後合併症(出血、感染、骨折、脱臼、偽関節、神経障害、血栓塞栓症を含む血管障害、他臓器障害)、再手術とその原因
共同研究に関わる整形外科医師と情報科学研究者。なお、本研究において得られた情報等は、医学の発展のため二次利用する可能性がある。
大阪大学大学院医学系研究科器官制御外科学整形外科学
高尾 正樹
研究機関の長の実施許可後~2026年3月
研究成果は、研究対象者を特定できないようにした上で、学会や学術雑誌等で公表する。人工知能の学習済みモデルは、知財管理のもと一般公開する可能性がある。
研究対象者又はその代理人の求めに応じて、研究対象者が識別される情報の利用又は他の研究機関への提供を停止する。
高尾 正樹
大阪大学大学院医学系研究科器官制御外科学整形外科学
〒565-0871 大阪府吹田市山田丘2-2
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