1.研究の対象 | 2015年1月~2021年8月に当院で腰椎変性疾患に対して腰椎固定術を受けられた方 |
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2.研究目的・方法 | 骨密度の評価には一般的にDXA(二重エネルギーX線吸収測定法;dual-energy X-ray absorptiometry)による単位面積当たりの骨密度(areal BMD; aBMD)が用いられていますが,変性所見や大動脈の石灰化等の影響を受けやすいことや骨のサイズの影響が指摘されています.一般的に手術適応となるような腰椎変性疾患の患者では骨密度が過大評価されることが多く,スクリューの固定性などの評価には使いづらい面があります.そういった問題点に対して,追加の検査を行うことなく術前評価等で用いるCTデータを使い単位体積当たりの骨密度(volumetric BMD; vBMD)を計測し,臨床上の応用可能性を明らかにすることを目的としています. |
3.研究に用いる試料・情報の種類 | 脊椎固定術を受けられる患者さんの術前CTデータを用います. |
4.お問い合わせ先 | 本研究に関するご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせ下さい。 ご希望があれば、他の研究対象者の個人情報及び知的財産の保護に支障がない範囲内で、研究計画書及び関連資料を閲覧することが出来ますのでお申出下さい。 また、試料・情報が当該研究に用いられることについて患者さんもしくは患者さんの代理人の方にご了承いただけない場合には研究対象としませんので、下記の連絡先までお申出ください。その場合でも患者さんに不利益が生じることはありません。 照会先および研究への利用を拒否する場合の連絡先 大阪大学整形外科 |