実施期間 | 2022年3月31日まで |
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研究機関 | 大阪大学大学院 医学系研究科 整形外科・病態病理学 京都府立医大 病理学教室・整形外科 京都大学大学院 医学系研究科 整形外科・病理診断学 大阪市立大学大学院 医学系研究科 整形外科・診断病理学 兵庫医科大学 整形外科・病理学 国立病院機構大阪医療センター 整形外科・病理診断科 大阪市立総合医療センター 整形外科・病理診断科 大阪国際がんセンター 整形外科・病理細胞診断科 兵庫県立がんセンター 整形外科・病理診断科 大津市市民病院病理診断科 京都第一赤十字病院 病理診断科 京都第二赤十字病院 病理診断科 松下記念病院 整形外科・中央臨床検査部 |
主任研究者 | 小西英一 |
研究目的 | 今回の研究では、本学を含め多施設間で原発性骨腫瘍を集積し、日本における原発性骨腫瘍の実態調査(発生頻度、発生部位、組織像、予後などを含む臨床病理学的な検討)を行い、日本の原発性骨腫瘍と諸外国の原発性骨腫瘍の臨床病理学的データと比較します。更にそれぞれの腫瘍で予後や発育形式に関与する病理組織学的特徴抽出し、原発性骨腫瘍について診断治療に役立つ新たな発信(例えば再発・予後規定因子など)を日本から行うことを目的とします。 |
対象と方法 | 1989年1月1日以降、本学附属病院で生検・手術された原発性骨腫瘍症例で、病理部でこれまで保存してきたHE病理組織標本を対象とします。臨床情報(年齢、性別、発生部位、初発症状、治療法、予後など)を収集するとともにHE染色を施した病理組織標本(生検および手術材料)について研究代表者施設で中央診断を行い、組織型を決定します。更に悪性の場合には組織学的Gradingを行い、Grade別の予後解析を行い、再発・転移予想に有意な所見や良悪の鑑別に有意な所見を抽出します。 なお、臨床情報の電子ファイルおよび病理組織標本については連結可能匿名化を行った後、研究代表者施設に集約し、中央診断及び予後ならびに所見解析を行い、個人情報の保護に十分注意します。 |
意義 | 本研究により発生頻度のまれな骨軟部腫瘍における病理組織学的特徴や、再発や予後規定因子の抽出が期待できます。 |
プライバシーの保護 | プライバシー確保のため、患者さんが特定できないようにデータを処理した上で研究解析を行います。また、研究結果を公表する際には、患者さん個人が特定されることはありません。 |
研究への参加を拒否する場合 | ご自身のデータを研究に使ってほしくないとお考えの場合には、2022年12月31日までに問い合わせ先までご連絡下さい。 |
本研究に対する問い合わせ先 | 大阪大学整形外科学 濱田健一郎 連絡先電話番号:大阪大学整形外科学 (06-6879-3552) |