南 和伸 先生

平成30年入局

阪大整形研修プログラムについて

写真 | 南和伸

私は愛媛大学を卒業後、兵庫県立西宮病院で初期研修を行い、その後同病院の救命救急センターで救急科専攻医として3年間過ごしました。救急をして外傷患者を見て感じたのは、乗用車の性能が良くなり、飲酒運転が厳罰化された経緯があり、一昔前のような重症な体幹外傷が減っているということでした。相対的に、頭部・四肢外傷は変わらず一定数存在するため診療する機会が多くなり、救急のサブスペシャリティとして、整形外科は最も汎用性が高いと考えられました。整形の修練を積むため、阪大整形研修プログラムに参加し、レジデントでもどんどん執刀させてもらえる関連病院を回らせてもらい、外傷の多い病院にも行かせてもらえ、大変充実したローテーションをさせていただきました。レジデントそれぞれの細かい要望に答えてくれ、関連病院も豊富であり、指導医も多いことが魅力だと感じました。将来は救命救急センターに所属する整形外科医として、地域の救急医療に貢献していきたいと考えています。同じ志を持つ仲間が増えてくれれば幸いです。